フィリピン在住の私の不定期雑記

フィリピン暮らしも含めて雑感

フィリピン軍関係医療従事者のワクチン接種

3月 4日(木)、曇り。日中32℃、夕方27℃。夜は23℃の予報。

新型コロナ肺炎感染者統計について、自分に所縁のある地域を調べて備忘録としています。時間は24h表示。
当地、本日16:00時点の感染者累計が584,667、死者12,404人、回復535,037人。(PHL-DOH発表参照)
感染者増加数は昨日の数字から2,444人増ですが、発表は2,452と8人多く。 死者増15人、発表も同じ。 回復増259人、発表は266人と6人多く。
日本は本日零時時点、感染者累計435,548人(前日比+1,192)、死者8,052人(同+68)、回復414,774
人(同+1,440)。(厚労省HP掲載参照)
香港が本日11:00時点、感染者累計11,047人 (前日比+14)、死者200人(同+0) 。(HKG-DOH発表参照)
スイスは一日遅れ、現地時間 3月 3日07時54分時点、感染者累計559,845人(前日比+1,223)、死者9,310人(同+7) 。(CH-FOPH発表参照)


本日のManila Bulletinの記事によると、2,290人のフィリピン軍医療従事者がワクチンを接種したそうです。 中国の Sinovac 製です。
国内5か所の軍関係の病院やメディカルセンターで行われたとの事です。
更に3,000回分の在庫が有るそうで、まず医療従事者に接種したのは、軍人が積極的にワクチン接種するよう促す目的があるようですね。
先月、軍としては、ワクチンは必ずしも Sinovac 製でなくて良く、強制はしない、但し自分が接種したいワクチンが準備できたらすぐさま接種する事と発表で強調しました。
しかしながら、軍人は必ずワクチン接種する事、という規律があるそうで、軍人たちは圧力を感じているようです。 Sinovac 製以外のワクチンが入ってくる予定が無いので辛いです。

ところで、今回のワクチン接種の記事では、接種という単語について、”Vaccinate” ではなく、”Inoculate” を使っています。 微妙にニュアンスが違うようです。
“Vaccinate” = 健康な人に死んだか弱った病原体を投与すること
“Inoculate” = 意図的に制御された方法で病原体に人を感染させること
“Vaccinate” だと、有効にならない場合が有るという事でしょうか?
ワクチンの性質によって使い分けられるのでしょうかね?
欧米製のワクチンはどちらが適用になるのでしょうか?
少しだけ興味有り。