フィリピン在住の私の不定期雑記

フィリピン暮らしも含めて雑感

フィリピン最大のメディア企業 ABS-CBN が放送中止

5月6日、晴れ。日中38℃、夕方32℃
新型コロナ肺炎感染者統計について、自分に所縁のある地域を調べて備忘録としています。時間は24h表示。
当地、本日16:00時点の感染者は10,004人、死者658人、回復1,506人。(PHL-DOH発表参照)。
感染者増加数前日比320人、死者増21人、回復増は98人。やはり今週一万人越え。
日本は本日正午時点、感染者15,354人(+33)、死者543人(+22)、回復4,918人(+331)。(厚労省HP掲載参照)。
香港が本日10:00時点、感染者1,041人 (+/-0)、死者4人(+/-0)。(HKG-DOH発表参照)
来週位から徐々に規制が緩まるようです。
スイスは現地5月6日8:00時点、感染者30,060人(+51)、死者1,505人。(+22)。感染者増2桁4日目、死者増一桁4日連続ならず。(CH-FOPH発表参照)。


昨夜の20:00前から、ABS-CBNのテレビ放送がストップしました。以前からフランチャイズの免許か何かの問題で、政府(大統領府)が「許可を下ろさないぞ」、等と揉めていました。
フィリピン最大のテレビ放送局、1万1千人を雇用しているそうです。
噂は色々ですが、以前の選挙の際、デュテルテ大統領の状況をあまり積極的に流さなかったから大統領と確執が有るだとか、聞こえてきています。真相は分かりません。
3月頃から暫定的措置で放送を続けていたのですが、昨日突然中止命令のようなものが出たようです。
放送局側は、政府から要求された処置や書類は全て揃えて、問題無しとの判断で、議会も承認しているという話も有ります。
何処でどうなってしまったのか、庶民に密着した放送局で、ニュース、エンタメ、バラエティー、ドラマ等、人気番組を抱えていますが、国民は娯楽が減ってしまったと思われます。
ある議員は、この閉鎖によって国民が外を出歩くようになってしまうと、新型コロナの患者が2,600人は増えると試算しております。
局のオーナーや役員がユーチューブ他のメディアを使って、状況説明と応援依頼を国民に向けて発表しているようです。
世界に散らばっているフィリピン人社会にも影響が出てくるのではと考えられます。
しばし、様子見しなければなりません。