フィリピン在住の私の不定期雑記

フィリピン暮らしも含めて雑感

移民局の汚職

9月 1日(火)、曇り一時雨。日中31℃、夕方26℃。

新型コロナ肺炎感染者統計について、自分に所縁のある地域を調べて備忘録としています。時間は24h表示。
当地、本日16:00時点の感染者が224,264人、死者3,597人、回復158,012人。(PHL-DOH発表参照)
感染者増加数は昨日の数字から3,445人増ですが、発表では3,483人増と38人多く。死者増39人、発表も同じ。回復増450人、発表は464人と14人多く。
日本は本日零時時点、感染者68,392人(+527)、死者1,296人(+17)、回復57,823人(+1,021)。(厚労省HP掲載参照)
香港が本日11:00時点、感染者4,811人 (+9)、死者89人(+1)。(HKG-DOH発表参照)
だいぶ落ち着いてきたようですね。
スイスは現地9月 1日8:00時点、感染者42,393人(+216)、死者1,727人。(+1)。 (CH-FOPH発表参照)


保健省の汚職に続き、移民局の汚職が明らかに。 内部告発者が出てきました。

事の発端は、というか、言い訳は、2016年司法省が移民局職員に残業代を払わないと決定したからのようです。
状況は、中国人の入国に対するお目こぼしで賄賂を頂くという手口。
事前に1万ペソ(2万2千円程度?)を代理人に払った人間は、飛行機到着後、通常の入国検査カウンターを通らず、別の通路から担当者のいる部屋を通り、そこで名簿を確認して該当すれば検査無しで通過できたようです。
たとえ犯罪履歴が有ろうが、お構い無しなのだそうで。 随分安いなと思いますが。
犯罪履歴が有る外国人は、これまた特別措置の5万ペソ~20万ペソ(12万円~44万円)払えばカウンターを通過できたりするらしいのですが、上記中国人に関しては追加料金なしで通過できたと。

2017年頃から急激に中国人の入国が増え、一日に2千人前後が空港到着後、入国手続きを行っていたとの事。
殆どがオフショアギャンブル(オンラインカジノ?)関係ですか。
昨年カンボジアが中国のカジノ会社を禁止した為、そのカンボジアから流れてきた人間が多いようです。

空港移民局員の90%が関わっているのではないかという話が有りまして。
多かれ少なかれ、配当が有ったようなんですねえ。
その中で犯罪に手を染めなかった人は偉い、という事になるのでしょうか。 それが普通なのに。
告発者の命が危なくならないように、厳重に守ってあげて欲しいものです。