フィリピン在住の私の不定期雑記

フィリピン暮らしも含めて雑感

フィリピンのNew Normal(ロックダウン解除後の事情)

4月27日(月)、晴れ。
新型コロナ肺炎感染者統計について、自分に所縁のある地域を調べて備忘録としています。時間は24h表示。
当地、本日16:00時点の感染者は7,777人、死者511人、回復932人。(PHL-DOH発表参照)
感染者増加数前日比198人、死者増10人、回復増は70人。
日本は本日正午時点、感染者13,385人(+203)、死者351人(+3)、回復2,905人(+90)。(厚労省HP掲載参照)
香港が本日10:00時点、感染者1,038人 (+/-0)、死者4人(+/-0)。(HKG-DOH発表参照)
スイスは現地4月27日8:00時点、感染者29,164人(+103)、死者1,353人。(+16)。(CH-FOPH発表参照)。

 

政府や各種報道によると、ロックダウンは感染者数の少ない地域、感染リスクの低い地域から解除していく方向で進めていますが、例え解除されても以前のようにはならないと明言。
ロックダウン解除後は、Enhanced Community QuarantineからGeneral Community Quarantineに移行し、「新しい通常」= New Normalの環境となるそうです。
現段階の基本条件として、
1.一部の業界は労働可能、但し極力リモートオペレーションとする。(現場とオンラインを半々)
2.買い物などの外出は許可(要身分証明書携帯)、但し20歳未満及び60歳以上は外出禁止
3.高等教育施設(大学等)は授業再開可
4.学校は9月開校を目指すが、オンライン授業を取り入れる。
5.農業、林業、漁業、食物製造業とその下請けの印刷やパッケージ・原材料業者、スーパーマーケット、病院、運輸、水道、電気、ガス、インターネット業者、電話とメディアは完全再開。
6.娯楽以外の商店は一部開業可
7.公共輸送手段(含・マニラの地下鉄や軽鉄)は収容能力を減らしてソーシャルディスタンスを守る。
8.レストランはテイクアウトとデリバリーのみ。

自由とは程遠い環境のようですが、第2波、第3波を防ぐには受け入れるべきでしょう。
一部では、学校は12月まで休みという情報も有ります。
ショッピングモールは再開しても、ダラダラ散策は不可、買い物の用事が終わったらすぐ帰る事。
モール内のレストランは、どう対応するでしょうか?
娯楽施設(含・プールリゾート等)は再開の目途無し。 ホテルは?
ジプニーの乗車はどうなりますか。特に密着しますから。
政府内でも上記条件は検討中であり、状況によって変更が加わる可能性が有るとの事です。
緩やかになるか、厳しくなるかは状況次第ですね。